2023年4月3日にヨコデンタルクリニックを開院してから早半年。
歯科医師人生の中でもっとも記憶に残るであろうこの期間、横引良評(ヨコビキリョウヘイ)院長は、どのような気持ちで過ごしていたのでしょうか。
今回は院長先生に、半年間の出来事をたっぷりインタビューさせていただきました!
「院長先生ってどんな人?」と思っている方は、ぜひ読んでみてくださいね!
インタビュイー
横引 良評
ヨコデンタルクリニック院長 →プロフィール
1988年生まれ、広島県出身、千葉県佐倉市在住
歯科医師でありながら社会福祉士と介護支援専門員の資格を持ち、お子様から高齢者までの幅広い知識と治療経験がある。
2023年4月に千葉県佐倉市ユーカリが丘にて歯科医院を開院。
「わかりやすい説明」と「円滑なコミュニケーション」を心がけ、患者様一人ひとりに寄り添った治療を提供している。
趣味はサッカー・フットサル・読書・映画鑑賞・ドライブ。
インタビュアー
高橋 寛子
インタビューライター・Webコンサルタント
医療系書籍やWebメディアの執筆のかたわら、企画・コンセプト設計・SEO対策などコンサル業も行うフリーランス3児の母。
院長先生の勤務医時代からの患者で、怖がり&病院嫌い&治療中に具合が悪くなる歯医者泣かせタイプ。。。
開業から半年、理想の未来が現実になりはじめた
院長先生、こんにちは!
2023年4月3日にヨコデンタルクリニックを開院してから半年が経ちましたね!半年間、お疲れ様でした!
今のお気持ちを教えてください。
患者様やスタッフ、業者の方や家族や友人に支えられ、無事に開院から半年を迎えられました。
みなさんのおかげです。本当にありがたいなと思っています。
インタビューを通して院長先生のお話を聞くたびに、たくさんの方に愛されているのが伝わってきていましたよ。
【開業物語】の第一弾を書いたのが7月。
そこからまた色々なことがあったのでしょうね。
そうですね。
でも正直、「まだ半年か。」って感じなんです(笑)
もう1年位やっている感覚なのは、たぶん1日が早いからでしょうね。
勤務医時代は治療に専念できましたが、院長となると事務作業や経営判断、スタッフとのコミュニケーションなどの仕事があるので、1日があっという間です。
そして、穏やかで優しい患者様と、しっかりしたスタッフに恵まれていますね。開業するときは不安が大きかったですが、いい出会いがたくさんあったので、挑戦してよかったと思っています。
また、診療に関しても、保険治療だけでなく自費治療を希望される患者様も多いので、自分が思い描いていた医院運営ができています。
そうなんですね。それは良かったです!
院長先生がどのような1日を過ごしているか、興味があります。
僕の1日はこんな感じです。
朝が早い!
朝起きても、頭がまわらないなって日、ありませんか?
そんなときにはシャワーを浴びちゃいます(笑)
なるほど!
そして診療が始まってからは、スキマ時間を見つけては事務作業をしたり、技工物をしたりしているんですね。
そうです。
時間が限られている分、効率よく作業するよう心がけています。
どんなに忙しくても、フットサルをしていたり、ご友人と出かけていたりと、アクティブなのも相変わらずですね!
仕事一筋な方もかっこいいですが、自分は仕事もプライベートも充実させたいので、今のライフスタイルが気に入っています!
患者様の背景を考えた治療で、歯の悩みを感動に変える
患者様の治療に関しては、どのようなことを気をつけていますか?
歯の治療には保険と自費がありますので、患者様に両方の説明をした上で、どれを選ぶかは患者さんに委ねています。
患者様の考え方や生活習慣、経済事情などは一人ひとり違いますから、
「この方にとってのベストは何だろう?」って常に考えていますね。
患者様が自分の意志で選べるっていいですね!
押し売りみたいなことをされると嫌な気持ちになるので…
でも、保険の方がいい場合や、自費の方がいい場合もあるんですか?
ありますね。
患者様の歯の状態によって変わってきます。
保険の方がいい場合って、どんなときですか?
以前、高橋さんが根管治療を行ったときがまさに自費よりも保険にした方がいい場合でした。
根管治療をしても歯の状態が悪いと、せっかく自費のものを使っても長持ちできないかもしれません。そのような場合には、患者様に説明して保険を勧めます。
私の根管治療!ありましたね!
「自費でやってもいいけど、この歯の状態はそれほど良くないので、保険の方がいいと思います。」って言われて、そんなパターンもあるのかと驚きました!
逆に、自費の方がいい場合は、どんなときですか?
今まで自費で治療をしてきている方や、歯のきれいさや長持ちするものを求めている場合ですね。
ここ最近の患者様では、前歯がかけているのを気にされていた方が、自費の被せ物をしてきれいになり、大変喜んでいただけました。
また、前歯が1本だけ変色して目立ってしまっていたところに自費の被せ物をして、他の歯の色と揃えた患者様もいます。
自費の場合は、実際の歯の色味に限りなく近くできるので自然な仕上がりになるんです。
どちらの方も、自費治療によって今までの悩みが解消されたので感謝してもらえました。
一人ひとりの要望や歯の状態を考慮した上で、治療方針を提案されているんですね。
歯のことはわからないことばかりなので、色々と相談して治療を決められると安心できます!
レントゲンや口腔内写真は、治療に対する自信の象徴
治療をされた患者様からの評判はどうですか?
レントゲンや口腔内写真の評判がよく、家族や知人へ紹介してくれる方が多いです。ご主人が奥様を連れてきてくれたり、奥様がお子さんを連れてきてくれたり、家族みんなが来てくれるようになったときにはとても嬉しく感じます。
また、定期検診の必要性を感じてくれる人が多く、1〜3ヶ月に1回ずつ来院してくれています。歯は定期的にチェックしていれば今の状態を維持できるようになるので、力になりたいと思いますね。
一度来てもらえたら、ご自身の歯の状態がわかるようになるので、「来てよかったな」と思ってもらえるようにしたいです。
レントゲンや口腔内写真は、目で見てわかるのでいいですよね!
写真を見せながら説明すると、わかりやすいと喜んでもらえることが多いですね。
写真って証拠じゃないですか。
証拠として治療した歯の状態を見せられるのは、自信があるからです。
いつまでも“患者様にとって最適な治療を提供する歯科医師”でありたいと思っています。
スタッフと共に成長し、さらにいいワンチームに
スタッフさんとは、どのように関わっているのですか?
スタッフがいかにモチベーションを下げずに仕事に取り組めるかを、最優先に考えて接しています。
例えばですが…
・やってくれたことに対してありがとうと伝える
・困っていたらフォローする
・よくないことをしたら注意するけど、強く言い過ぎると逆効果なので言い方に気をつける
・スタッフの要望を受け入れ、なるべく自由にできるようにする
などです。
でも働きやすい環境をつくりながらも、できないことはできないと伝えていますね。
歯科衛生士も歯科助手も、ドクターの指示に従ってやってもらうのが仕事なので、当院の方針を理解してもらえるように話しています。
スタッフも一人ひとりのライフスタイルや性格が異なりますし、業務内容も違うので、チーム全体で情報を共有するというよりは、個々に必要な情報を伝えています。
スタッフの方も患者様も、一人ひとりに合わせた対応をされているんですね。
「おいしいね!」家族みんなの笑顔が広がるように
半年後の開院1周年のときにはどのようになっていたいですか?
まだ潜在的に困っている患者さんがいっぱいいるはずなので、そういう方にも興味を持って来てもらえる病院にしたいです。
・食べ物をうまく噛めずにいる方には、しっかり噛めるようになってもらいたい
・見た目が気になる歯がある方なら、きれいにして口元を隠さずに笑えるようになってもらいたい
この地域の人々が、おいしく食べられて、笑顔でいられるように。
そう思いながら治療を行っています。
ここに当院があると知らない方が多いと思うので、認知度を上げていき、半年後の開院1周年のときにはもっと活気づいていたらいいですね。
開業1周年のインタビューも楽しみにしています!
インタビュー後記
最後までお読みいただきありがとうございます。
「半年記念で、ご自分にご褒美をあげるとしたら何がいいですか?」
「いやー、考えられないですね。
ご褒美をもらえるほどやってないので笑
開業して1年経った時にまた考えたいです。」
謙虚な努力家、院長先生らしい回答に、
「いやいや、、、相当なご褒美をもらえるほど働いていましたよ!!」
とツッコミを入れたくなりました(笑)
半年後、どんな成果が出ていたらご褒美をあげられるのか?はたしてご褒美は何なのか?
楽しみにしていましょう!