こんにちは ！
佐倉市志津・ユーカリが丘・四街道地区の歯科医院、
ヨコデンタルクリニックの患者でライターの高橋寛子です。
・歯医者さんに行ったら、「歯の根っこの治療が必要」と言われたけど、何をするの？
・根管治療って治療回数はどのくらい？
・歯の根っこの治療は痛いの？
このような疑問を抱えていませんか？
実は私も、根管治療とは何なのかよく分からなかった1人です。
歯医者さんに専門用語を使って説明されても意味がよく分からなかった…なんて経験がある方は、もう一度質問するにも勇気がいりますよね。
そんなあなたへ、今回は現役の歯科医でヨコデンタルクリニック院長の横引良評先生にわかりやすく根管治療の説明をしていただきました！
この記事を最後まで読んで、根管治療への不安を取り除いてくださいね。
教えてくれた人
ヨコデンタルクリニック院長 横引 良評 →プロフィール
1988年生まれ、広島県出身、千葉県佐倉市在住
趣味…サッカー・フットサル・読書・映画鑑賞・ドライブ
歯科医師でありながら社会福祉士と介護支援専門員の資格を持ち、お子様から高齢者までの幅広い知識と治療経験がある。
2023年4月に千葉県佐倉市ユーカリが丘にて歯科医院を開院。
「わかりやすい説明」と「円滑なコミュニケーション」を心がけ、患者様一人ひとりに寄り添った治療を提供している。
この記事を書いた人
インタビューライター 高橋 寛子
医療系書籍やWebメディアの取材＆執筆を軸に、企画からSEO対策・撮影・デザイン・編集も行うフリーランス3児の母。
院長先生の勤務医時代からの患者で、怖がり＆病院嫌い＆治療中に具合が悪くなる歯医者泣かせタイプ。。。
歯医者が根管治療をわかりやすく解説！
歯の根っこの治療が必要とのことですが、どんな治療なのか全くわかっていません。。。
歯の根っこの治療のことを、「根管治療」と言います。
患者様からも根管治療については質問が多いので、今回は検査から治療の内容まで説明していきますね。
はい！よろしくお願いします！
根管治療とは？
そもそも根管治療とは何ですか？
根管治療は、虫歯や歯のトラブルが進行した場合に、歯の内部の細菌を除去して、痛みや腫れといった症状を取り除く治療です。
治療ではどんなことを行うのですか？
歯の内部に入った細菌を消毒して取り除き、最後にお薬を入れて歯を保存します。
なるほど！
まずはきれいにしてから、薬を入れるんですね。
そうです。
自分では根管治療が必要なのかわからないので、歯の痛みを感じたり、歯茎に違和感があったりするときには、歯医者さんに相談してほしいです。
根管治療が必要な場合がある症状は？
私の場合は、歯磨きをした時に歯茎から出血があって、院長先生に診てもらったら、歯の根っこが炎症を起こしているとわかって根管治療を行うことになりましたよね。
その他には、どんな症状から根管治療が必要となる場合がありますか？
根管治療が必要になる症状は以下の5つが多いですね。
・歯茎の腫れが治らない
・噛むと痛い
・歯磨きをすると歯茎から血が出る
・冷たいものや熱いもの、甘いものでしみる
このような症状がある場合には、歯の根っこの治療が必要になる場合があるので、早めに受診していただきたいです。
虫歯かな？って思う症状でも、虫歯だけではなくて根管治療も必要になる場合があるんですね。
根管治療の検査
根管治療が必要とわかったら、まずは何をするのでしょうか？
まずは検査をして、根管の状態を確認します。
検査は「問診」「視診」「触診」「レントゲン検査」を行います。
1.問診
患者の歯の症状や過去の歯科治療についての情報を収集する。
2.視診
歯の外側から異常な変色や腫れ、軟らかさなどを確認する。
3.触診
歯茎や歯の根元部分を指で触り、腫れ、痛みの有無を確認する。
4.レントゲン検査
歯の内部構造をX線で撮影し、根管や根尖周囲の状態を確認する。
なるほど！この4つはイメージができます！
根管治療の流れ
検査が終わったら、次は治療ですね。
どんな治療をするかわからないために不安を感じている患者様は多いと思います。。。
治療はどのようなことを行いますか？
治療は、根管内の清掃と消毒を行い、最後に根管の充填を行います。
根管内の清掃と消毒
歯を麻酔して根管にアクセスし、内部を特殊な器具でクリーニングと消毒をする。
根管の充填
クリーニングされた根管にガッタパーチャ（特殊な充填材）を詰めて封じる。
まずは清掃と消毒、そしてきれいになった根管にガッタパーチャと呼ばれる充填材を入れるんですね。
そうです。
きれいになった根管内に細菌が入らないようにします。
根管治療の平均回数は？
根管治療の平均回数はどのくらいですか？
根管治療の平均回数は、ケースによって異なりますが一般的に3〜4回です。
早ければ2回で終わる場合もあります。
根管治療が2回で完了する場合
感染や炎症が初期段階の場合。
根管治療が複数回必要になる場合
感染や炎症が進行している場合。
平均回数と言っても人それぞれなんですね。
そうですね。
治療回数は個々の状況によって異なりますし、根管治療を行う歯科医師によっても違いが生じることもあります。
根管治療は患者様と歯科医師との協力が重要なため、必要な回数の確認やアフターケアを含めて、適切な治療が行われるよう、歯科医師とよくコミュニケーションを取るようにしましょう！
根管治療は10回以上になる？
根管治療の平均回数は3〜4回とのことですが、10回以上になる場合もあるのでしょうか？
当院では、根管治療が10回以上になることは無いですね。
治療が5回・6回となる場合には、 歯の保存ができずに抜歯になる可能性が高いため、患者様に事前に説明しています。
根管治療って痛みはあるの？
根管治療って痛いのかなと思ってしまうのですが、どうなんでしょう？
麻酔が効いている場合は、痛みを感じることは少ないです。
1回目の治療は麻酔を使用しますが、2回目以降は痛みの有無も確認するために麻酔をせずに行うので、痛みを感じることはあります。
2回目以降は、患者様がどこで痛みを感じるのかを確認しながら治療を進めるんですね。
治療をして帰宅してから痛みを感じる場合もありますか？
根管治療後には数日間から数週間程度、治療した歯に軽い違和感や軽度の痛みを感じることがあるかもしれません。
これは治療後の組織の回復過程によるものであり、通常は時間とともに軽減していきます。
不安や疑問がある場合には、気軽に連絡をしてきてもらいたいです。
根管治療をしないとどうなるの？
初めて根管治療をしなければいけなくなった場合には、怖くて治療を始められないなんて方もいるかもしれませんね。
根管治療をしないままにしておくとどうなってしまうのでしょうか？
根管治療をしない場合、歯を残すことができず、抜歯になる可能性が高くなります。
そうなんですね。それは大変！
抜歯しなくてもすむように、なるべく早く受診した方がいいですね。
根管治療はどうなったら終わり？
根管治療を何回か行うことになると思いますが、どうなったら治療が終わりですか？
根管治療の終わりは、痛みがないことと、出血や汚れがないことです。
痛みがないか、根管がきれいになっているかを確認しながら治療を進めて、歯医者さんが判断してくれるんですね。
今回も丁寧に教えてくださりありがとうございました！
インタビュー後記
最後までお読みいただきありがとうございます。
根管治療は、虫歯や感染が進行した歯を救うために重要な治療なんだなと感じました。
神経を抜いたり、歯の根っこの治療をしたりってあまり経験しないので、安心して任せられる先生にお願いしたいですよね。
心配ごとがある場合には先生とよく話をして、ご自身の不安を取り除いてから治療を進めましょう！
佐倉市ユーカリが丘の歯医者さんならヨコデンタルクリニック
ヨコデンタルクリニックでは、治療前に患者様のお悩みをお聞きし、一人ひとりに合わせた治療を提供しています。
- ずっと歯が痛い…
- 歯茎から血が出ている…
- 治療をしなければいけないとわかっていても、怖くて歯医者さんに行っていない…
など、歯のお悩みがございましたら、何でもお気軽にご相談くださいね。
優しさが服を着ていると噂の院長先生が、あなたからの連絡をお待ちしております！