【3分で読める】虫歯の原因・進行・予防を歯医者が解説！

虫歯を防ぐために歯磨きはもちろん大切ですが、その前に生活習慣を整えると良いですよ。
今回は、虫歯になる原因の食生活をまず説明し、その後に虫歯になりやすいところや予防法をお伝えしていきますね。

食べ物の食べかすが歯に着いたままになっていて、それが虫歯菌によって歯を溶かしてしまうからです。

そうなんです。
あまり間食をとらない方は良いんですが、お菓子やジュースが好きでだらだらと間食を食べてしまっている方は、どうしても虫歯になりやすいですね。

下のグラフを見てもらうとわかるんですが、間食をしていると歯が溶けてしまう回数が多いですよね。。。

虫歯には、Ｃ０～Ｃ4までの段階があります。数字が大きくなるほど、虫歯が進んでいるので、早めのケアが必要です。

虫歯になりやすいところは、
①奥歯
②歯と歯の間
です。

奥歯が虫歯になりやすい原因は、歯ブラシが届きにくいためです。
また、歯と歯の間も歯ブラシでは磨けないので、歯間ブラシやフロスを使用すると良いですよ。

きちんと歯磨きをしている方なら、小さい虫歯であれば進行しないので経過観察にしますね。

なぜかというと、虫歯治療をしてしまうと、虫歯以外の歯質も削ってしまうことになるからです。

その場合には、虫歯治療を行ってしまった方がいいですね。
一人ひとりに合わせた治療を進めるようにしているので、気になるところは遠慮せずに聞いてもらいたいです。

朝・昼・晩と1日3回の歯磨きが基本ですが、特に夜寝る前の歯ブラシは大切です。
寝ている間は口の中が乾燥するため、虫歯になりやすいです。

寝ている間は唾液が分泌されにくいので、どうしても口の中が乾燥してしまうんです。
唾液がある方が、口の中の汚れを取ってくれるんですよ。

虫歯予防には、やはり定期的な歯科検診が大切ですね。
自分で歯磨きしているだけでは落とせない汚れを取り、虫歯などないか確かめています。

フッ素は効果があります。
フッ素塗布を定期的にしたり、フッ素入りの歯磨き粉を使ったりすると良いですね。フッ素については、また説明します。