治療体験記

【親知らず抜歯体験記】麻酔から止血までの流れ&翌日の痛みも!

こんにちは !
佐倉市下志津・ユーカリが丘の歯科医院、ヨコデンタルクリニックの患者でライターの高橋です。

今回は体験記シリーズの第3弾として、「親知らず抜歯体験記」をお届けします!

親知らず抜歯の体験談を話してくれるのはS君(18歳・男性)です。
高校を卒業し、大学へ進学するため、千葉から都内へ引っ越すS君。
高3の受験勉強中に親知らずが生えてきて気になっていたとのこと。
引っ越す前に親知らずを早く抜いた方がいいのか気になっていたので、ヨコデンタルクリニックに来院されました。

今回は、S君の親知らず抜歯の体験談をもとに、院長先生に解説していただきますので、

  • 親知らずは早く抜いた方がいいの?
  • 抜歯が怖い…
  • 親知らずの抜歯はどのくらい痛いの?

と気になっている方がいましたら、ぜひご覧くださいね!

プロフィール

教えてくれた人
ヨコデンタルクリニック院長 横引 良評 →プロフィール
1988年生まれ、広島県出身、千葉県佐倉市在住
趣味…サッカー・フットサル・ラーメン屋めぐり・温泉めぐり
歯科医師でありながら社会福祉士と介護支援専門員の資格を持ち、お子様から高齢者までの幅広い知識と治療経験がある。
「わかりやすい説明」と「円滑なコミュニケーション」を心がけ、患者様一人ひとりに寄り添った治療を提供している。

プロフィール

この記事を書いた人
インタビューライター 高橋 寛子
医療系インタビュー記事執筆を軸に、ホームページ制作やSNS・採用・事務にも携わる。2男1女の母。
院長先生の勤務医時代からの患者で、怖がり&病院嫌い&治療中に具合が悪くなる歯医者泣かせタイプ。。。

親知らずが生えてきた頃

大学進学を目指し、受験勉強に明け暮れていた僕。
受験本番に歯が痛くなったり、治療のための通院に時間を取られたりしてはいけないと、3カ月に1回は定期検診を受けていました。
親知らずが生えてきたのは高3になってから

親知らずがまだ完全に生えきっていないので、経過観察でした。

受験を終え、都内への進学が決まり、入学準備と引っ越し準備に追われていましたが、3月後半に1週間くらい余裕ができたため、親知らずを抜くチャンスかも知れないと思いました。

3月19日(火)初診

ヨコデンタルクリニックを来院し、まずはレントゲン撮影を行いました。

https://yoko-dental.jp/wprs/wp-content/uploads/2023/12/image_123650291-300x300.jpg
高橋

院長先生、出番です!
S君の口腔内写真について解説をお願いします!

https://yoko-dental.jp/wprs/wp-content/uploads/2023/12/image_123650291-1-300x300.jpg
院長先生

S君は親知らずが4本ありますが、生えているのは左上の1本のみ。あとの3本はまだ歯茎の中に隠れています。左上の1本はまっすぐ生えているので、比較的簡単な処置で抜歯できそうでした。

今、抜歯しなかったら、東京へ行って歯医者を探さなければならない。
そうなると時間も手間もかかるので、3月中に親知らずの抜歯をしてから引っ越そうと決めました。

3月27日(水)親知らず抜歯:当日

親知らずの抜歯が痛かった人や、抜歯後に腫れた人の話を聞いていたので、抜歯当日はどうなるのかと少し不安でした。
でも、実際に抜歯を行ってみると、ものの数秒で親知らずが抜けて、「あれ?もう終わったの?」という感じでした(笑)

https://yoko-dental.jp/wprs/wp-content/uploads/2023/12/image_123650291-300x300.jpg
高橋

親知らずの抜歯は大変なイメージがありますが、人によって症状が違うのでしょうか?

https://yoko-dental.jp/wprs/wp-content/uploads/2023/12/image_123650291-1-300x300.jpg
院長先生

親知らずの生え方や口の中の状態によって個人差があります。S君の場合は真っ直ぐ生えていたので、骨を削らずに抜けたので、そこまで痛みは出なかったのではないかと思います。

https://yoko-dental.jp/wprs/wp-content/uploads/2023/12/image_123650291-300x300.jpg
高橋

親知らず抜歯の当日の流れが知りたいです!

https://yoko-dental.jp/wprs/wp-content/uploads/2023/12/image_123650291-1-300x300.jpg
院長先生

流れとしては、麻酔をしてから抜歯、そして止血となります。

親知らず抜歯の流れ

麻酔(5分程度)

表面麻酔を行ってから、次に麻酔を行います。
(表面麻酔は希望者のみで、どちらでも構わないという方は行いません)
麻酔が効いているか確認し、その後に抜歯を行います。

抜歯(5〜15分程度)

親知らずの状態により、抜歯に時間がかかりそうな場合は、事前にお伝えします。

止血(5〜10分程度)

抜歯、ガーゼを噛んで止血します。

後日、消毒

抜歯後は原則、後日消毒に来ていただきます。
(S君の場合は来ることが出来なかったため、別日で来院しているご家族の方から様子を伺いました)

https://yoko-dental.jp/wprs/wp-content/uploads/2023/12/image_123650291-1-300x300.jpg
院長先生

抜歯後はうがいをしすぎると血が止まらなくなるので注意していただきたいのと、激しい運動や長時間の入浴も控えていただきたいです。
S君は当日の処置で終わりましたが、患者様によっては後日消毒に来ていただく場合もあります。

抜歯した歯を見せてもらい、ケースに入れてプレゼントしてくれました。
歯の根っこまで見たのは初めてだったので、「こんな形なのか!」と驚きました!

麻酔が切れた後に痛みが出る場合があるとのことで、鎮痛剤と抗生剤を処方してくれました。
自宅に帰ってから、少し歯が痛く感じたので鎮痛剤を1度服用しましたが、その後は歯が痛くなることはありませんでした。

3月28日(木)親知らず抜歯:翌日

次の日も歯が痛くなるのかなと思っていましたが、特に何も無し。
抗生剤は処方された分を服用しました。

抜歯した部分が気になって、舌でつい触りたくなりましたが、あまり触らない方がいいんだろうなと思い、気をつけました。

親知らず抜歯を終えてみて

その後、3月30日(土)に引っ越しをして、ついに都内での生活が始まりました。
初めての土地で、初めての大学、初めての一人暮らしと、何もかもが新鮮な毎日を過ごしています。
でも今、都内で歯医者さんを探して親知らず抜歯をしていたら、歯が痛くなったときなど怖かっただろうなと思います。
家族の元で過ごしていたときに、親知らず抜歯をしてもらえて良かったです。
先生には、初診でお願いした僕に対して優しく丁寧に接していただき、感謝しています。ハキハキ喋る先生だったので、怖い先生なのかなと最初は思ったのですが、そうではなくて良かったです!
僕もサッカーをやっていたので、また今度行ったときにはサッカーの話をしたいです(笑)
ありがとうございました!

https://yoko-dental.jp/wprs/wp-content/uploads/2023/12/image_123650291-1-300x300.jpg
院長先生

無事に親知らず抜歯を終えてから引っ越しができて良かったです!
高校までと違い、大学からは自由な時間も多いと思います。社会人になってからだと出来ないことが沢山あるので、色々なことを経験してくださいね!これからの活躍が楽しみです!

体験談後記

最後までお読みいただきありがとうございます!

以前の院長ブログで、受験生と歯科検診を題材にした記事がありましたが、確かに受験中に歯が痛くなったら大変だよなぁと改めて思いました。

親知らず抜歯が怖かった、痛かったという声をよく聞くので、抜歯に踏み切れない方々は多いはず。
だからこそ、恐怖心の少ない若い年齢のうちに親知らず抜歯をしてしまうのは得策ですね。

私は下の親知らずの抜歯が大変だったので、残り2本の親知らずの抜歯が怖くて放置し続けたので…苦笑
「親知らず、どうしよう…」と何度も考えなければいけない日々を送るより、覚悟して早く親知らずを抜いた方が精神的に楽だったなぁと今になって思います。

親知らずが生える年代のお子さんを持つ親御さんや、親知らずを抜かなければと思いつつそのままにされている方がいましたら、ぜひ院長先生へ相談してみてくださいね!

関連記事